□4月13日(火)


主は私の羊飼い


詩篇 23:1-6(1)

日毎の糧

羊は目が暗くて遠くまで見ることが出来ず、良い草と毒草を区別できません。臆病で猛獣から自らを守る力もないのに、頑なです。羊は羊飼いの世話が絶対に必要な動物です。ダビデは自分を羊、主を羊飼いだと告白します。

羊飼いであられる神様がなさることは何ですか。豊かに食べさせ、休みと平安を与えてくださいます(2)。罪の誘惑が多い世で義の道に導かれます。疲れたたましいを生き返らせます。彼はいつも私とともにおられます。彼が私とともにおられる限り、死の陰の谷を歩くとしても、わざわいを恐れません。彼が私を徹底的に守ってくださるからです。彼は敵に勝つようにされ、敵の目の前で私を尊く高められます。満ち溢れる祝福を注いでくださいます。一生涯、彼の恵みといつくしみが私を追って来ます。「追う」という言葉は、「追いかける」という意味です。私がどこへ行っても、どのような時にも、彼の恵みといつくしみが私を追いかけます。私を離れることなく、逃しません。羊飼いであられる神様の導きの中で、すべてのことがともに働いて益となります。いつまでも彼のいつくしみ、好意、恵みは私を離れません。

私たちの人生の道には、常に困難があります。敵の攻撃も後を絶ちません。死の深い陰、暗い谷で長い時間を過ごすこともあります。道に迷い、どこへ行くべきか分からない時もあります。孤独になり恐れるときもあります。人々は富や権力や人を羊飼いのようにして頼ろうとします。しかし、人が私の人生の完全な羊飼いになることはできません。神様だけが私の羊飼いです。私たちは、神様こそが私の羊飼いであられるという祝福を受けました。神様は完璧な羊飼いとして私を導き、守り、育て、食べさせて下さいます。主が私の羊飼いなので、私は乏しいことがありません。この詩は、ダビデが晩年に自分の人生を顧みながら作った詩として知られています。このダビデにしたように、羊飼いである神様は、私のことも守り、一生涯ともにいて下さいます。



適用:だれが私の羊飼いですか

一言:主

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧