□4月15日(木)


主の道を私に教えてください


詩篇 25:1-22(4)

日毎の糧

ダビデを憎む敵が多くいました(2,19)。寂しくて苦しい状況にありました(16)。心配、困苦、患難が多くありました(17,18)。このような中、ダビデは主を仰ぎ見て、主に頼ろうとします(1,2)。「仰ぎ求め」るとは、主だけに信頼を置くという意味です。ダビデは神様に対して自分を完全にさらけ出しました。そして、若い頃の罪を思い起こさないで(7)、すべての罪を赦してくださることを願いました(18)。私の魂を救い、恥を見ないように、また私を保護してくださるように祈りました(20-22)。その一方でダビデは、積極的に主の道を行くことを望んでいます。「主の道」を私に見せ、「主の進む道」を私に教え、「主の真理」で導き教えてくださるように願います(4,5)。ダビデは内的、外的に良くなることだけを願いませんでした。神様の不思議な助けだけを求めませんでした。ダビデは困難の中でも主の道を行こうとしました。主が教えてくださる道こそが恵みとまことだからです(9,10)。

あなたの罪は大きいでしょうか。寂しくて苦しいでしょうか。心配が多いですか。困苦と患難を経験していますか。敵によって苦しんでいますか。主が救ってくださるように祈り、恥を見ないように祈りましょう。しかしどのような状況であっても、私たちは主の道を行くべきです。私たちの状況が良くても悪くても、楽であっても大変であっても、また生きても死んでも主の真理を追うべきです。したがって、主の道を教えてくださるように祈りましょう。ここで、「教える」ことの本来の意味は、先のとがった棒で突いて目覚めさせることです。よそ見をして、他のことを考えるとき、先のとがった棒で突くと目が覚めます。そのようにして教えると忘れません。私たちが間違いなく主の道に行くことができるようにはっきりと教えてくださるように祈りましょう。



適用:あなたの祈り課題は何ですか

一言:主の道を教えてください

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧