□9月28日(火)


人の子が来るのを見る


マタイの福音書24:15-31(30)

日毎の糧

預言者ダニエルが預言したとおり、荒らす忌まわしいものが聖なる所に立つ時が来ます。これは、エルサレム神殿が汚され、恥辱を受けるようになる事件を指しています。そのようなことが起こる時、ユダヤにいる人たちは山へ逃げるべきです。山は神様の保護と助けの象徴です(詩11:1) 。その時、屋上にいる人は家にあるものを取り出そうと下に降りてはいけないし、畑にいる人は上着を取りに戻ってはいけません。一瞬でも手間取っていると、神様が用意してくださった救いの機会を失いかねません。世のものに対する執着を捨てて迅速に救いの道に抜け出ていかなければなりません。

 大きな患難の日、身重の女たちや乳飲み子を持つ女たちは哀れです。逃げるのが困難になるからです。ですから、そのようなことが冬や安息日に起こらないように祈るべきです。この苦難の時、キリストがここにいるとか、そこにいるとか言う人がいても信じてはいけません。偽キリストたちや偽預言者たちが現れて大きなしるしや不思議を行って、できれば選ばれた者たちをさえ惑わそうとします。しかし聖徒たちはそのような言葉に惑わされてはいけません。人の子は稲妻が東から出て西にひらめくのと同じように、すべての人がはっきりとわかる方法で到来されます。禿鷹が集まるところには死体があることが分かるように、色々なしるしを通して人の子の再臨を知ることができます。 

 その苦難の日の後は、歴史上類を見ることのない天体異変が起こります。そのとき、人の子のしるしが天に現れ、地のすべての部族は聖なる裁判長の前で胸を叩いて悲しみます。彼らは人の子が天の雲の内に偉大な力と栄光とともに来られるのを見るようになります。その日は不信者たちには恐ろしい裁きの日ですが、選ばれた者たちには救いの日です。



適用:何を望みますか

一言:人の子が来られる

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧