□9月29日(水)


忠実で賢いしもべ


マタイの福音書24:32-51(45)

日毎の糧

いちじくの木の枝が柔らかになって葉が出ると、夏が近づいたことが分かります。同じようにこれらのことをすべてを見たら、人の子が戸口まで近づいているのを知るべきです。これらのことがすべて起こるまでは、この時代が過ぎ去ることは決してありません。天地が消え去っても、イエス様の御言葉は消え去ることがありません。それほどイエス様の再臨は確実です。しかしその日とその時がいつなのかは、誰も知りません。ただ父なる神様だけが知っておられます。

 ノアの時と同じように人の子も到来します。ノアが箱舟に入るその日まで人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりして世のことに夢中でした。終末の時にも、人々は世のことに夢中になって霊的なことに無関心でいます。その時、二人が同じ場所にいるのに一人は取られ、一人は残されます。ですから、私たちは目を覚ましていなければなりません。いつ主が来られるか分からないからです。人の子は、私たちが全然考えてもいない、思いもかけない時に来られます。再臨を準備している者として、私たちはどのように生きるべきでしょうか。忠実で賢いしもべとなって、折にかなって食事を与える生活をしなければなりません。まだイエスキリストの再臨について知らない人々に豊かな霊的糧を分け与えながら、福音を宣べ伝えなければなりません。イエス様が再臨される時、そのようにしていることを見てもらえるしもべは幸いです。反面イエス様が遅く来られると思って食べたり飲んだりして、自分の思いのまま生きている人には、予期していない日、思いがけない時に主人が現れ、厳しく罰し、偽善者たちと同じ報いを与えます。



適用:イエス様の再臨を準備していますか

一言:食事時に食事を与えるもの

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧