□10月24日(主日)


キリストの愛が捕らえている


コリント人への手紙第二5:11-21(14)

日毎の糧

 パウロを攻撃する偽教師たちは、心ではなく、うわべを誇りました。むしろ主に熱心に献身するパウロが正気ではないと非難しました。パウロは、自分が正気でないとすれば、それは神様の為であり、正気であるとすれば、それはあなたがたの為だと話します。彼は、どのようにして、このような人生を生きられたのでしょうか。それは、パウロがキリストの愛に捕らえられたからです。キリストの愛がパウロの心を捕らえ、神様と羊たちのために尽くすように彼を変えました。私たちの心臓が絶えず温かい血を全身に送り込むように、キリストの愛がパウロの心に絶えず送り込まれ、それで、パウロは情熱的な使徒になりました。キリストの愛に捕らえられた人は、自分のために死んでよみがえった方のために生きるようになります (15) 。

クリスチャンは、キリストの愛に捕らえられた人たちです。そのような人たちは、肉によって人を知ろうとはしません。うわべ、外見的なことだけで人を知ろうとはせず、その人の霊、魂を知ろうとします。だれでもキリストの内にある人は、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、すべてが新しくなっていることを知らなければなりません。新しく与えられた霊的な身分、永遠のいのち、聖霊の実を感謝しながら、キリストのために生きましょう。

私たちはキリストにあって神様と和解し、その十字架の血潮によって互いに和解できるようになりました。私たちは、この世でキリストに代わって和解を伝える使節です。この務めは神様からのものです。パウロは、コリント教会が神様と和解できていなかったから多くの問題が起きていると考えました。それで、まず、神様と和解するように勧めました。私たちがキリストにあって神の義となるために、キリストは私たちのために罪とされました。



適用:献身の動機は何ですか

一言:私を捕らえたキリストの愛

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧