□8月18日(木)


起き上がれ


エペソ人への手紙5:1-14(14)

日毎の糧

 信じる者は神様に愛されている子どもです(1)。私たち子どもは、父なる神様に倣う者とならなければなりません。また、キリストが私たちを愛してくださったように、愛のうちに歩みなさいと勧めています。イエス様は私たちを愛して、十字架でご自分を捨てるまでの犠牲を払ってくださいました。イエス様は私たちのために、ご自分を神へのいけにえとし、芳ばしい香りを献げてくださいました。その愛によって、私たちは罪の裁きから救われるようになりました。愛には犠牲が伴います。北九州で生活困窮者支援をしている牧師の奥田先生は、「愛するとはその人のために傷つくことだ」とおっしゃっています。いつの間にか他人のために傷つくことを「損」だと思うようになった私たちを、イエス様の十字架は問うている、ともおっしゃいました*。信じる者の真の愛は、相手の足りなさを覆います。信じる者はキリストの愛を受けて、傷つけられても愛し続けます。

 信じる者は、主にあって光となった光の子どもです。信じる者はもはや闇ではなくなりました(8)。信じる者に、淫らな行いや貪りなどの闇の行いはふさわしくありません。わいせつなことや愚かなおしゃべり、下品な冗談も闇の実です。こういう実を結ぶ者は、神様の怒りの裁きを免れません。信じる者は光の実を結ばなければなりません。善意と正義と真実のうちに歩むと、この世を照らす者となります。また、光の子どもとして歩み、常に何が主に喜ばれることなのかを吟味する必要があります。実を結ばない暗闇のわざに加わらず、光の子どもとして歩むと暗闇が明るみに出るようになります。キリストの光によって明らかにされる者は、みな光となります。霊的に眠っているなら、目を覚まして起き上がる時が来ました。起き上がってキリストに照らされると、光となります。暗いこの世が、光り輝くようになります。

*「北九州・絆の創造の現場から連載 VOL・12」東八幡キリスト教会



適用:眠っていますか

一言:起き上がれ

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧