2019年 07月 20日 (土)
確立し、強くなるに及んで、主の律法を捨て去った
レハブアム王の第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻めて来ました。彼は、戦車1200台、騎兵6万人、また数えきれないほど多くの兵を連れてきました。エジプトの王シシャクは、ユダの堅固な町を奪い、エルサレムまで攻め寄せて来ました。このとき、預言者シェマヤが、こうなったのはレハブアムとユダのつかさたちが、神様を捨て去ったからであり、だから神様も彼らを捨てて、シシャクに渡したのだと言いました。その言葉を聞いたつかさたちと王は、神様がなさることが正しく、自分たちが間違っていたことを認めました。このように謙虚に指摘を受け入れる時、神様は彼らを滅ぼさず、救う方向に変えられました。しかし、神に仕えることと、地の諸王国に仕えることの違いを彼らが思い知るために、彼らはシシャクの僕になって仕えるようになる、と主は言われました。エジプトの王シシャクはエルサレムを打って、貴重なものをすべて奪って去っていきました。
レハブアムと民は、最初の3年間は、北イスラエルより脱出して来た祭司、レビ人たち、また聖徒たちの助けを借りて、ダビデとソロモンの道に歩みました(11:17)。しかし、王位が確立し、王としての力が強くなったとき(12:1)、レハブアムは主の律法を捨てました。主を捨てたので、結局、神様も彼らを捨てました。神様を求める時、強くなりますが、神様を捨てる時、弱くなります。苦難の時には主を求めますが、うまくいって安定するようになると、気が緩んで主を切実に求めなくなりやすいものです。何かがうまくいくときこそ、目を覚まし、心を定めて、主を求める必要があります。
適用:うまくいっている時ですか
一言:心を定めて主を求めよ
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