聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 07月 23日 (火)

歴代誌第二15:1-19(7)
あなたがたこそ強くあってほしい

 神様の霊がオデデの子アザルヤの上に臨まれました。彼は、南ユダのアサ王と彼の民たちに、神様の御言葉を伝えました。国は国に、町は町に逆らい、彼らは共に打ち砕かれてしまった。これは、神様があらゆる苦しみをもって、彼らをかき乱されたからだ、と言いました。これらの苦しみが、具体的にどんなことを指しているのかは分かりませんが、それらが原因で、国内外の情勢は不安定だったようです。その時、アザルヤはユダの民たちに「強くあってほしい」と励ましました。ここで、強くあるとは、心を強くし、神様だけを続けて探し求めるということです。神様を探し求めて生きようとしても、苦難に合った時、神様とは異なる偶像を探し求めたくなります。しかし、神様は、その民が神様を求めるならば、常に共にして下さるお方です。神様を探し求めるならば、出会ってくださる方です。神様は、祭司もなく、律法もないイスラエルの民たちが患難に遭った時、神様を尋ね求めたところ、彼らにご自身を示して下さいました。苦難で騒々しい状況であろうとも、神様だけに仕えるならば、神様は彼らの行動に報いて下さいます。
 アサ王は、アザルヤの言葉を聞いた時、奮い立って忌むべき物を取り除き、主の玄関の前にあった主の祭壇を新しくしました。そして、民たちをエルサレムに集め、主にいけにえをささげ、神様だけを求めるという契約を結びました。それだけでなく、アサ王の母アマカが、アシェラの為に、憎むべき像を造ったので、彼は彼女を皇太后の位から退けました。憎むべき像を切り倒し、粉々に砕いて、キデロン川で焼きました。このように、苦難の中でも心を強くし、神様だけに仕えるなら、神様はご自身を示し下さいます。彼らに平安を与えて下さいます。神様は、苦難の中で神様を求める者には、報いて下さるお方です。


適用:私を動揺させる苦難がありますか

一言:心を強くし、神様だけを求めなさい


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