聖書別日ごとの糧 >> 伝道者の書[2017]
2017年 08月 06日 (日)
伝道者ノ書4:1-16(9)
ふたりはひとりよりもまさっている
ふたりはひとりよりもまさっている
伝道者は、これらを虚しいことだと言います(2,4,7)。人は倒れるからです(10)。人生は常に花道ではありません。間違いや失敗があり、老い、病、死があります。これらを権威や力で防ぐことはできません。成功が守ってくれるのでもなく、富が報いてくれるのでもありません。なぜなら、権威はいつかは手放さなければならず、成功も他の人に奪れ、富も置いて行かなければならない時が来るからです。倒れるとき、起こしてくれるのは人です。伝道者は、人(友達、起こす者)を得よと言います(9-12)。権威、成功、富で人を得なければなりません。虐げたり妬んだりして子や兄弟を顧みないなら、倒れたとき、誰も??起こしてくれません。夕焼けが長く横になった晩年、一人ぼっちで寒く震えている自分を見るようになります。 「病気で捨てられた」、「失業したら離婚された」という言葉をよく聞きます。このように、若い時に人を大事にしなければ害があります(10)。二人は一人よりも優っています。仕事をしても、二人がすると、より良い結果を得ることができます(9)。二人が一緒に横になれば暖かいです(11)。二人であれば立ち向かえます(12)。倒れたときに誰かが手を伸ばしてくれるなら、寒いときに誰かが隣に来て暖かく包んでくれるなら、一人で戦わなければならないとき、誰かが力になってくれるなら、どれだけ嬉しいでしょうか。そのような人の人生が、本当に祝福された人生です。
適用:一緒にしてくれる人がいますか
一言:人を得なさい
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