聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2018]

2018年 02月 07日 (水)

イザヤ書41:1-29(10)
わたしの義の右の手で、あなたを守る

 一見すると、イスラエルは地の果てに追い出されたように思え、地の土台から崩れ落ちたかのようにも思えました。神様が彼らを嫌い、捨てたかのようでした。しかし、神様は彼らをそこから彼らを連れ出し、呼び出されました。神様は、ご自分の民をお捨てにはなりません。変わることなく、「わたしのしもべ」と言われます(8-9)。イスラエルは、バビロンから痕跡もなく、消え去ることを恐れたでしょう。滅亡、捕虜、奴隷生活を経験しながら、ひどく驚いたでしょう。しかし、神様は彼らと共におられます。彼らの神様が助けてくださいます。彼らを強めてくださいます。本当に彼らを助けてくださいます。神様の義の右の手(強い手)で、彼らを守ってくださいます(10)。神様がご自分の民を強く守ってくださったことで、それまで彼らに怒りを発していた者たちは、恥を見、はずかしめを受けるようになります。彼らと争う者たちは滅びるようになります(11-12)。神様はイスラエルの祈りに答えられ、裸の丘に川を開き、平地に水をわかせ、荒野を水のある沢とし、砂漠の地を水の源にされます。荒野には杉が、荒地にはもみの木が植えられます。(17-19)。
 偶像に頼る者は立ち上がることはできませんが、神様はご自分の民を地の果てからも呼ばれます。砂漠が水の源となり、青い木やいのちで豊かにされます。この神様がいつも私とおられるので、恐れ、おののいてはいけません(10)。

適用:恐れ、おののいていますか

一言:神様が守ってくださる


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