聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 07月 30日 (月)

創世記7:1-24
神様の洪水のさばき

Ⅰ.命じられた通りにしたノア(1-5)
 神様が命じられた箱舟は、世のあらゆる動物たちを収容しなければならないために、航空母艦のように大きな船でした。しかしノアは、「あまりにも大きすぎる」と言って、不平をこぼしませんでした。また、「ゴフェルの木で造るように」と命じられましたが、足りないからと言って、自分勝手に造りませんでした。彼は神様を恐れ敬い、神様の命じられた通りに行ないました。このようなノアは、神様の前に正しい人でした(1)。神様は、今日も自分の考えを捨てて、絶対的な姿勢で御言葉に従う者を救い、その人を通して、救いの御業を成しておられます。
Ⅱ.ノアを救ってくださった神様(6-24)
 ノアとその家族がみな箱舟に入ると、ついに洪水のさばきが始まりました。四十日四十夜、雨が降りました。巨大な大いなる水の源がことごとく張り裂け、天の水門が開かれました。箱舟は水面を漂い、高い山々は水でおおわれました。地の上を動いていたすべての生き物がみな死に絶えました。しかし、ただノアと、彼と一緒に箱舟にいたものたちだけが残りました(23)。神様は必ず罪をさばかれる公義の神様です。そのさばきは恐ろしく、徹底的です。それでも人々は、「すぐにさばかれない」と言って、聖書が話すさばきの警告を無視します。そうしてノアの時代の人々は、洪水が起こり、みな滅びるまで、悟ることができませんでした。イエス様が再び来られる日も、これと同じです(マタ24:39)。

祈り:世を公義でさばかれる主よ!再び来られる主を恐れ敬う心でお迎えする準備ができるように助けてください。

一言:さばきに備える生活


<<(1)    前のページ(5)    6    次のページ(7)    (42)>>

聖書別日ごとの糧