聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 08月 03日 (金)

創世記11:1-9
ことばを混乱させた神様

Ⅰ.バベルの塔を建てた人間(1-4)
 当時、全地は一つの民であり、一つのことばを持っていました。それで、人類の文化は急速に発達して行きました。しかしそれによって、人々は傲慢になってしまいました。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」(4)。彼らは神様の御名を現わすことより、自分たちの名を現わそうとし、彼らが神様よりも高くなろうとしました。
Ⅱ.ことばを混乱させた神様(5-9)
 神様は、ご自分に敵対する人間の傲慢を、そのままにして置かれませんでした。人間のことばを混乱させて、彼らが一つとなって神様に敵対することを止めました。歴史的に、人々は絶えず「バベルの塔」を建てて、神様に敵対して来ました。今日でも、哲学と教育の名のもとに、ヒューマン・コンピューター、クローン人間、脳科学の名のもとに、神様に敵対しています。文化と科学が悪いのではありません。それを作り出して使っている人々に神様がないため傲慢になり、神様に敵対し、悪の道具に使って、自ら破滅を招いているのが問題です。歴史的に見ると、神様はバベルの塔を建てる文明を見過ごされずに、戦争、地震、火山、疾病など多くの災いで壊されます。人々は、決して創造主の神様に敵対することはできません。神様だけが本当の歴史の主管者です。

祈り:主よ!人が続けて心が高ぶると、破滅を招くだけです。心を低くし、神様の栄光のために、生きるように助けてください。

一言:心の高ぶりは破滅に先立ち(箴16:18)


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