聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 08月 07日 (火)

創世記15:1-21
天の星を見せてくださった神様

Ⅰ.天の星を数えてみなさい(1-6)
 アブラムはロトを救うために多くの人を敵に回しました。その時は、信仰によって立ち向かいましたが、今、恐れと被害意識に陥るようになりました。神様はこのようなアブラムに訪ねて来られ、彼の盾であり、非常に大きな報いである神様を仰ぎ見るように、助けてくださいました。しかしアブラムは「跡継ぎをくださらなかった」と不満をもらし、神様を信じようとはしませんでした。彼の奴隷を跡継ぎにしようとしました。神様はこのようなアブラムを外に連れ出して、天の星を見せてくださいました。アブラムが無数に輝く夜空の星を見ると、狭かった心が限りなく広がって行きました。その時、神様はアブラムに言われました。「あなたの子孫はこのようになる。」神様は、疑いと悲しみの中にいるアブラムに、天の星のように多くの子孫をくださることを、約束されました。アブラムは、望みえない中で、この御言葉を信じました(ロマ4:17,18)。神様は、このアブラムの信仰を義と認められ、全ての信じる者の先祖にしてくださいました。
Ⅱ.わたしは、この地をあなたの子孫に与える(7-21)
 神様は、今一人の子どももいないアブラムに、六百年後に、彼の子孫が受けることを話されました。また、彼の子孫が手に入れる地も、具体的に教えてくださいました。神様は、アブラムが今、目に見えて手に届く子どもよりも、遠い後代を仰ぎ見る遠大なビジョンを持つことを願われました。

祈り:主よ!信仰がなくて、絶望していた私の不信仰を悔い改めます。私が遠大な神様のビジョンを受け入れ、信仰によって生きます。

一言:ビジョンと信仰を持って生きよう


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