聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 08月 08日 (水)

創世記16:1-16
家庭の問題を解決してくださった神様

Ⅰ.ハガルをめとったアブラム(1-6)
 アブラムが神様に従ってから十年が過ぎましたが、いまだに子どもがいませんでした。子どもを産めないサライのイライラが頂点に達しました。サライは神様の時を待つことができませんでした。それで自分の女奴隷を夫に妾として与え、子どもを得ようとしました。サライの言葉を聞いてアブラムはハガルを妾として迎えました。その結果、ハガルは身ごもるようになり、家庭は解決することができない複雑な問題に陥るようになりました。問題を人の知恵で解決しようとすると、更に複雑な問題に陥るだけです。
Ⅱ.家庭の問題を解決してくださった神様(7-16)
 サライとハガルの間の不和は、アブラムが解決できないものでした。ところが、神様がその家庭の問題を解決してくださいました。まずハガルが女主人サライに服従するように言われ、家庭の秩序を正されました。また、将来ハガルから生まれる子どもの名前をつけてくださり、その子の将来までも祝福されることを、約束してくださいました。神様はハガルの苦しみを聞かれ、彼女をご覧になることで、アブラムの咎とあやまちを担ってくださいました。この神様は、私たちの咎とあやまちと短所を全て担ってくださいます。私たちは汚れて罪深い存在ですが、望みを抱いて、続けて信仰によって生きていけるのは、神様がこのように私たちを愛されるからです。

祈り:主よ!私が神様の約束を待ち続ける信仰がなく、いつも罪を犯してしまいます。しかし私を担ってくださることを信じ、新しい力を得ます。

一言:私をご覧になる神様


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