聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 08月 12日 (日)

創世記19:1-38
ソドムとゴモラをさばかれた神様

Ⅰ.ロトの最後(1-22,30-38)
 ソドムとゴモラの罪は頂点に達しました。淫乱と暴力がはびこる無法地帯でした。神様は彼らを滅ぼさずにはいられませんでした。しかし神様はアブラハムの祈りを聞かれ、ロトは滅亡の中から救い出そうとされました。ところがロトは、恐ろしいさばきが差し迫っていたにも関わらず、世に対する未練を捨て切れずに、とどまっていました。婿たちは、神様の御言葉を、冗談のように思いました(14)。彼の妻は、滅亡する町と置いて来た財産を名残惜しみ、後ろを振り返ったため、塩の柱になりました(26)。二人の娘とやっとの思いでさばきから逃れたロトと一緒に暗いほら穴で生活していました。ソドムの町の罪に汚染された娘たちは父親にお酒を飲ませて、不義の実を残しました。ロトの最後は暗く、みじめで、罪の実だけが残りました。ロトがこのようになったのは、神様と世の中の間にまたがっていたからです。彼は賢い者のようでしたが、最も愚かな者でした。
Ⅱ.ソドムとゴモラを滅ぼされた神様(23-28)
 神様は、硫黄の火を雨のように天から降らせ、ソドムとゴモラをさばかれました。御言葉に従って生きず、肉体と情欲に従って生きる者たち、神様の御言葉を冗談のように思って軽んじる人々は恐ろしい神様のさばきから逃れることはできません(Ⅱペテ3:1-13)。一度死ぬことは定められていることであり、その後には必ず恐ろしいさばきがあります(ヘブ9:27)。

祈り:主よ!私が肉の欲と世の貪欲に従って生きて来た罪を心から悔い改めます。私がこれから神様の御言葉に従って、真理の通りに生きます。

一言:ロトの妻のことを覚えていなさい(ルカ17:31,32)


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