聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 08月 13日 (月)

創世記20:1-18
アブラハムを預言者として立てられた神様

Ⅰ.アビメレクに現れた神様(1-7)
 アブラハムが南方に引っ越して、ゲラルに滞在中、自分の妻を妹だと偽る罪をまた犯してしまいました。エジプトの時と同じように、今度はアビメレクに妻を奪われてしまいました。しかし神様は、夜、夢の中で、アビメレクのところに来られ、罪を犯さないように止めて、サラを保護してくださいました(6)。また、神様はアビメレクに、アブラハムを預言者として受け入れ、彼の祝福の祈りを受けるように、命じられました(7)。アブラハムはくりかえして罪を犯しましたが、神様はそのとがと短所を担ってくださり、異邦人の心の中に、神様のしもべに対する恐れを、植えてくださいました。
Ⅱ.アブラハムを預言者として立てられた神様(8-17)
 アビメレクは翌朝早く起きて、アブラハムを呼び、一部始終を尋ねました。アブラハムはあれこれと弁解しましたが、うまくつじつまがあいませんでした。アブラハムの根本問題は共におられる神様を信じることのできない不信仰であり、それに伴う恐れでした。しかしアブラハムは、この出来事を通して、神様が自分を預言者として立てられたことを悟りました。彼はアビメレクのために祈り、その妻とはしためをいやし、子が産めるようにしました(17)。神様は、アブラハムの失敗にも関わらず、彼を最後まで保護され、異邦人の預言者として立ててくださいました。

祈り:主よ!私が人を恐れて、神様の栄光をふさいだ罪を悔い改めます。私は異邦人の預言者として、大胆に主の御言葉を宣べ伝えます。

一言:祈る預言者


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