2012年 08月 29日 (水)
ヤコブの十二人の子どもをお立てになった神様
Ⅰ.ラケルのために十四年間奉仕したヤコブ(29:1-30)
ヤコブはハランに着いて、伯父ラバンの家に滞在するようになりました。ヤコブが働いているのを見たラバンは、ヤコブと雇用関係を結ぼうとしました。その時ヤコブは、七年間報酬なしで働くので、ラケルを妻としてください、と求めました。ヤコブはラケルを愛していたので、七年間を数日のように感じました。しかし七年たつと、ラバンはヤコブをだまして、ラケルの代わりに彼女の姉レアを与えました。ヤコブはレアを得た後、ラケルまで得るようになりました。彼はその代価として更に七年間奉仕するようになりました。彼は本当に誠実と執念の男でした。
Ⅱ.ヤコブに十二人の子どもをくださった神様(29:31-30:24)
神様は、夫の愛を受けられないレアに、愛情の代わりに四人の子ども(ルベン、シメオン、レビ、ユダ)をくださいました。ラケルは姉を妬み、女奴隷ビルハをヤコブに与え、二人の息子(ダン、ナフタリ)を得ました。レアも女奴隷ジルパをヤコブに与え、二人の息子(ガド、アシェル)が生まれました。その後、レアが再び二人の息子(イッサカル、ゼブルン)と娘ディナを産みました。ラケルもついにヨセフを産みました。ところがこのようにして、二人の妻がヤコブの愛を得るために、互いに妬み合う中で、ヤコブの十二人の子どもが生まれ、彼らは後にイスラエル十二部族の先祖になります。また、将来信仰の先祖になるヤコブも、妻たちの妬みを担いながら煉られた人格を持つようになります。神様は人々の生活の中で、ご自分の御業を成し遂げられます。
祈り:主よ!神様が私の生活の中で、私を訓練されることを悟りました。私が敬虔な心で生きるように、助けてください。
一言:私たちの生活の中で、成し遂げられる神様の御業
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