聖書別日ごとの糧   >>   創世記[2012]

2012年 09月 04日 (火)

創世記35:1-15
ベテルに上って行きなさい

Ⅰ.立って、ベテルに上って行きなさい(1-8)
 神様はヤコブに言われました。「立ってベテルに行き、そこに祭壇を築きなさい。」ベテルは、ヤコブが初めて神様に出会い、神様に自分の人生をささげると誓願を立てた所です。神様はこの誓願に基づいて、彼を育てて来られました。しかしヤコブは神様の恵みを忘れ、シェケムで自己中心的で、安逸な生活をしようとしました。神様は、このようなヤコブに、彼が立てた誓願を覚え、神様のために生きるように、助けられたのです。最初に受けた恵みと愛を覚え、神様中心の信仰生活をするように、方向を提示してくださいました。ヤコブは神様の御言葉を聞いて悔い改め、全ての外国の神々を捨てました。そして自分をきよめた後、ベテルに上って行きました。人にはそれぞれ自分のベテルがあります。人生の試練と、みじめな罪の中で、私に会ってくださった主に対する最初の恵みがあります。その時、私たちは神様に、私たちの人生を全幅的にささげることを、願いました。このベテルの神様をもう一度思い起こし、ベテルに上って行かなければなりません。
Ⅱ.王たちがあなたの腰から出る(9-15)
 ベテルに上って来られた神様は、ヤコブの名前がイスラエルになったことを、もう一度悟らせた後、彼を通して、王たちが彼の腰から出ることを、約束されました。するとヤコブはその場所に石の柱を立て、「ベテル」と名づけました(15)。彼は今、自己中心的な生活を捨てて、神様の御心を受け入れました。

祈り:主よ!苦難の時、私に会ってくださった神様を覚えます。もう一度ベテルに戻って、主の御心に仕える生活を始められるように、助けてください。

一言:ベテルに戻ろう


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