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2020年 01月 13日 (月)

創世記 22:1-24 (12)
あなたが神を恐れることがよくわかった

 神様は、信仰の先祖であり、祝福の源であるアブラハムを最終的に試されました。神様は、愛するひとり子イサクをモリヤの山に連れて行き、全焼のいけにえとしてささげるようにアブラハムに命じられました。彼にとって、イサクは最高の宝であり、望みでした。また、神様を信じて生きてきた信仰の実でした。人間的に考えると、このような方向をくださる神様が理解できません。しかし、神様は、アブラハムがイサクより神様を愛することを願われました。神様を最優先とすることを願われました。神様を恐れ、善なる主権を信じて従うことを願われました。アブラハムは、反発しませんでした。黙々と神様の御言葉に従いました。彼は朝早く起きてモリヤの山まで三日間の道を歩きました。イサクに全焼のいけにえのためのたきぎを背負わせ、山に登って行きました。そして本当にイサクを縛って祭壇の上にのせ、刃でイサクをほふろうとしました。アブラハムがこのように絶対的に従うことができたのは、彼の心の中心に神様があったからです。また、アブラハムには、神様が死んだ者を生かすという復活の信仰がありました(ローマ4:17)。
神様はアブラハムの従順と信仰に感動を覚えられました。それで、すぐにアブラハムの行動を止められました。神様は、アブラハムが、彼のひとり子さえも惜しまないことを見て、神を恐れることを知りました。神様はアブラハムの信仰を大きく認められ、大きな祝福を約束されました。空の星と海辺の砂のように数多くの子孫を約束されました。また、その子孫の中からメシヤが生まれることと、そのメシヤを通じてサタンを滅ぼし、万民が救われることを約束されました。


適用:神を恐れますか

一言:ひとり子さえも


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