聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2004]

2004年 09月 22日 (水)

出エジプト記24:1-11
地によって立てた契約

Ⅰ.契約を結んだ民たち(1-8)
 神様はモーセに仰せられました。モーセは神様の全ての御言葉と定めを民につげました。民たちは、神様が仰せられた全ての御言葉を、行なうことを誓いました。モーセは神様の御言葉をみな契約書に記録しました。そしてその契約書を全ての民の前で朗読し聞かせました。すると、民たちは神様の全ての御言葉に聞き従うと言いました。
 モーセは神様の祭壇に犠牲のいけにえの血を注ぎました。次に残りの血を民たちに注ぎました。それで民たちの罪は赦され、きよく洗い流されました。そして神様との契約は血によって結ばれるようになりました。
 イスラエルの民は聖なる民であり、神様の所有する民になりました。
Ⅱ.喜ぶ民たち(9-11)
 契約を結ぶ前に、神様はモーセだけが神様に近づいて行けるようにされました。ところが契約を結んだ後には、イスラエルの長老七十人も上って行って、神様を近くで見ることができるようにされたのです。彼らは神様を見て、飲み食いし、喜びました。
 それはまるで神様の民たちが将来天の御国で受けるようになる天の御国の宴会の喜びのようでした。

祈り:主よ!イエス・キリストの尊い血によって罪人を契約の民として受け入れてくださり感謝します。

一言:新しい契約の血イエス様



2004年 09月 23日 (木)

出エジプト記24:12-18
神様の山に登って行ったモーセ

Ⅰ.おしえと命令の石の板をモーセに授けてくださった神様(12-14)
 神様はモーセを山に呼ばれました。神様はモーセにイスラエルの民を教えるおしえと命令をみずから書き記した石の板を授けようとされました。
 イスラエルは神様と契約関係に入りました。彼らには神様の御言葉が必要でした。彼らは昔のように自分たちの情欲や習慣に従って生きず、神様の御言葉に聞き従って生きるように召されました。神様は御言葉に聞き従って生きる民たちの中におられます。
Ⅱ.モーセを訓練された神様(15-18)
 イスラエルの民たちにはモーセのような霊的な指導者が必要でした。ところが神様に召されたモーセは民たちをアロンとフルに任せて、神の山に登って行きました。
 モーセは神の山に登り、四十日四十夜を過ごしました。彼は神様の御声を聞き、四十日間神様とマンツーマン聖書勉強をしました。
 神様は民たちの霊的な指導者になるべきモーセを訓練されました。神様は一人の霊的な指導者を通して、ご自分の民を霊的に導くことを願われました。
 私たちが民たちの霊的な指導者になるには、まず神様の御前に出て行き、その御声を聞かなければなりません。そしてその訓練を受けなければなりません。

祈り:主よ!主の御言葉を私の心の板に刻んでください。

一言:契約の民


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