Ⅰ．わたしがあなたに示すのと全く同じように作らなければならない(1-9)
　神様はモーセに神様のための幕屋を作るように命じられます。モーセが幕屋を作る際、神様が彼に示される幕屋の設計図とその器具の規格通りに作らなければなりません。
　それで神様は、人が神様のもとに上っていける道を備えられました。その道は唯一のものです(ﾖﾊ14:6)。人が自分勝手に、自分が決めた道では神様に行くことができません。たとえ現代人が主観どおりに行きたいと言っても、神様にはその決められた道に行かなければならないのです。
Ⅱ．わたしはそこであなたと会見し(10-22)
　幕屋で最も重要なものは契約の箱と贖いのふたです。契約の箱の中に入っているものは石版に刻まれた十戒です。そしてその箱を覆うふたが、すなわち贖いのふたです。その贖いのふたの両端にはケルビムを作り、その翼で覆わせました。その贖いのふたは人の罪が贖われる所です。
　神様はその贖いのふたで会見し、また仰せられます。神様は聖なる方なので、罪深い人と会見することができません。しかし神様は人と会見する道を開いておかれることで、人と会見しようとされるのです。人が贖いのふたで罪の赦しを受けることで、神様と会見することができるのです。

祈り：主よ！罪人が神様と会見できる道を見せてくださり感謝します。主から罪の赦しを受け、主に出て行きます。

一言：私たちと会見される神様