Ⅰ．岩を打ちなさい(1-7)
　イスラエルの民がレフィディムで飲む水がないと、再びモーセに向かって、「私たちを渇きで死なせるのですか。」とつぶやきました(3)。モーセは民たちの問題を聞いて、神様に叫んで祈りました。神様はモーセに、「イスラエルの長老たちを連れて、ホレブの岩の上に行け。」と命じられました。そして、「岩を打つと、水が出る」と言われました(6)。冷静に考えて見ると、岩を打ったからといって、水が出るはずがありません。しかしモーセが聞き従って、岩を打つと、岩から泉がわいて、民たちが飲むようになりました。神様は、岩からでも泉を湧きださせる、全能なる方です。
Ⅱ．アドナイ・ニシ(8-16)
　岩から湧き出た水を飲んで渇きを解決したイスラエルが安堵をついた時、突然、アマレクの攻撃を受けるようになりました。ヨシュアは民と共に戦い、モーセは丘の頂に登って祈りました。モーセが手を上げている時はイスラエルが優勢になり、手を降ろしている時はアマレクが優勢になりました(11)。同労者たちの助けによって、モーセが疲れた腕を上げている間に、ヨシュアはアマレクを打ち滅ぼすことができました。勝利を得た後、モーセは祭壇を築き、それをアドナイ・ニシ（主の御座の上の手）と呼びました。神様は、選ばれた者のために、戦われる方です。モーセのように、この神様に全幅的に頼る時、勝利の人生を生きることができます。

祈り：主が私のために戦われるので、何も恐れるものはありません。私が全幅的に主に頼るので、勝利の人生を生きるように、助けてください。

一言：アドナイ・ニシ