聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2016]

2016年 01月 08日 (金)

出エジプト記24:1-11
血で結ばれた契約

1.契約を結んだ民たち(1-8)
 神様はモーセに話され、モーセは神様の全ての御言葉と全ての定めを民たちに告げました。そして神様の全ての御言葉を契約書に記録しました。すると民たちは、「神様の全ての御言葉を守ります」と言いました(7)。モーセは神様の祭壇に、犠牲のいけにえの血を注ぎかけました。それで、民たちの罪は赦され、きよく洗われました。神様との契約が、血によって結ばれるようになりました。イスラエルの民は、神様と契約を結んだ、聖なる国民になりました。このように私たちは、キリストの血によって、汚れた罪が洗われ、神様の子どもになりました。キリストの血は、信じる者には罪の赦しと救いが与えられる神様の契約の血です。たとえ罪と咎が重くても、このイエス様の血を受け入れるようになると、驚くべき罪の赦しの恵みを受け、神様の民になることができます。
2.喜ぶ民たち(9-11)
 神様は、契約を結ぶ前には、モーセだけが神様に近づいて行けるように、されました。しかし契約を結んだ後には、イスラエルの長老七十人も上って行って、神様を近くで見ることができるように、されました(9,10)。その時、神様はイスラエル人の指導者たちに手を下されなかったので、彼らは神様を見て、飲み食いしました(11)。神様の子どもである私たちは、将来永遠の神様の御国で、神様と交わり、永遠に生きる望みがあります。

祈り:主よ!イエス様の血によって罪人たちを救ってくださり、感謝します。私が御言葉に聞き従って、生きるように助けてください。

一言:契約の民らしく生きる



2016年 01月 09日 (土)

出エジプト記24:12-18
神様の山に登って行ったモーセ

1.おしえと命令の石の板を授けられた神様(12-14)
 神様は、神様の民として新しく出発するようになったイスラエルの中に、永遠のおられることを願われました。そのために神様はモーセを山に呼ばれ、イスラエルの民たちに教えるおえしと命令を書き記した石の板を授けようとされました。イスラエルは神様と契約関係になりました。彼らには神様の御言葉が必要でした。神様の御言葉が彼らの生きる原則となり、人生の指標とならなければなりませんでした。神様は、御言葉に聞き従う者たちを愛され、彼らの神様になることを喜ばれます。
2.モーセを訓練された神様(15-18)
 イスラエルの民には、モーセのような霊的な指導者が必要でした。しかし神様に召されたモーセは、民たちをアロンとフルに任せて、主の山に登って行きました。モーセは神様の山に登り、四十日四十夜を過ごしました(18)。彼は全てのことを後にして、四十日間、神様の御声を聞くことに集中しました。神様は、モーセ一人を訓練され、この一人を通して、イスラエルの民を霊的に導くことを願われました。霊的な指導者は、民たちを教える前に、まず神様の御声を深く聞いて、神様がくださる方向の中に、民たちを導きなければなりません。霊的な指導者が、御言葉と祈りを通して神様の御声を聞くことをおろそかにするなら、福音を伝えた後に倒れてしまいます。

祈り:主よ!私がまず主の御声を聞くことに力を入れる、主の弟子であり、霊的な指導者になるように、助けてください。

一言:まず主の御声を聞く指導者


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