1.わたしは彼らの中に住む(1-9)
　神様はご自分の民イスラエルを愛され、彼らの中に住まわれ、彼らを祝福することを願われました。それで神様は、彼らの中に住まわれる聖所を造るように、命じられました(8)。ところが聖なる神様が、罪深い彼らの中に住まわれることは、容易なことではありません。それで神様は、聖所を、神様が願われる方法で造るように、言われました(9)。罪人である私たちが聖なる神様のところに出て行くためには、神様が定められた方法に従わなければなりません。
2.わたしはあなたと会見しよう(10-22)
　聖所で大切なものは、箱と「贖いのふた」です。箱は、「証しの板」すなわち、神様がモーセにお与えになった十戒めが刻まれた石板を入れる所です。そして「贖いのふた」は箱をかぶせるふたです。イスラエルの民たちは証しの板にある御言葉を通して、内面の罪を悟り、悔い改めるようになります。また、大祭司がこの贖いのふたの上にいけにえの血をふり注ぐことで、民たちが罪の赦しを受けるようになります(レビ16:15,16)。神様は、この贖いのふたで、「イスラエルの民と会見する」と言われました(22)。神様は、私たちの罪を贖われ、私たちと会見するために、キリストの尊い血を流されました。私たちが神様に会うためには、御言葉の前で自分の罪を悔い改めて、キリストの血を受け入れることによって、罪の赦しを受けなければなりません。罪の赦しを受けるようになると、神様との霊的な関係が回復され、霊的な祝福が受けられる内的な環境が備えられます。

祈り：主よ！罪人のために、十字架で血を流し死なれたことを感謝します。私が生涯、血の恵みを覚えるように、助けてください。

一言：罪人に会ってくださる神様の愛