聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2016]

2016年 01月 12日 (火)

出エジプト記27:1-21
祭壇とともしび

1.祭壇(1-8)
 天幕の外にある庭に、青銅でおおわれた祭壇があります。この祭壇は、大祭司が全焼のいけにえと和解のいけにえをささげる時に、いけにえを焼いてささげるための祭壇です(30:28)。この祭壇には、四隅の上に角がありますが、この角は救いや力を象徴しています。人間は罪によって、火で焼かれ、死ぬしかありませんでしたが、家畜が代わりに死にました。そしてその家畜の犠牲によって、救いを得るようになりました。祭壇では、家畜やほかのいけにえを焼いて神様にささげますが、これは100%の犠牲と献身を意味します。イエス様の血によって救われた神様の子どもたちは、心と体を、神様に喜ばれるきよい供え物としてささげなければなりません。
2.ともしび(20,21)
 神様はモーセに、純粋なオリーブ油を用いて、ともしびを絶えずともしておかなければならないと言われました。ともしびは、暗い夜に、天幕の内部を照らし、祭司の活動を助ける役割を果たしていました。神様は、祭司が夕方から朝まで、主の前にそのともしびをととのえなさい、と言われました。「ととのえる」とは、「真心をこめて、顧みて、備える」という意味です。また、この「ともしび」は主の子どもたちが、世のやみを照らす光になるために、照らす祈りのともしびを意味します。祭司たちが365日の間、真心をこめて、ともしびをととのえたように、福音の祭司たちも、いつも目を覚ましていて、祈りのともしびを照らし続けていなければなりません。

祈り:主よ!イエス様の血によって、私を救ってくださり、感謝します。私が祈りによって、いつも目を覚ましているように、助けてください。

一言:祈りのともしびをととのえなさい


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