聖書別日ごとの糧   >>   出エジプト記[2016]

2016年 01月 14日 (木)

出エジプト記29:1-46
祭司の資格

1.聖別しなければならない(1-14)
 神様はモーセに、アロンとその子らを祭司職に任命し、聖別しなければならない、と言われました。そのために、まず祭司自身のためにささげる全焼のいけにえを備えた後、会見の天幕の入口にて、水で彼らを洗った後、聖なる装束を着るように、言われました(2,4,5)。また、そそぎの油を取って、彼に油そそぎをするように、命じられました(7)。そして準備しておいた全焼のいけにえをささげるように、命じられました(10-14)。神様は、それを通して彼らの罪を洗い、彼らを聖別されました。祭司は聖なる神様に進み出る者であり、彼自身がまず内面の罪をきよめることで、聖別されなければなりません。神様に仕えるしもべの第一条件は、心の純潔ときよさです。私たちが神様の御業を同労する神様の働き人になるためには、心の純潔ときよさを守らなけれべなりません。
2.なだめの供え物と全焼のいけにえをささげなければならない(15-46)
 祭司は全焼のいけにえに続いて、雄羊一頭を取って、なだめの供え物としてささげなければなりません(16-23)。なだめの供え物は、いけにえを全て火で焼き尽くすもので、罪の赦しに伴う完全な献身を意味します。祭司はまた、朝夕に、会見の天幕の入口でいつも全焼のいけにえをささげなければなりません(39,42)。これは、日々365日、自分の生活を神様にささげることを意味します。主の子どもである私たちは、365日神様を恐れ敬い、心とからだと力を尽くして、神様に、自分を聖なる生きた供え物としてささげる生活をしなければなりません。

祈り:主よ!私を救ってくださり、福音の祭司の職務をくださり、感謝します。私が忠実な福音のしもべになるように、助けてください。

一言:きよく、献身的な祭司


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