聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2021]

2021年 08月 16日 (月)

レビ記1:1-17(9)
すべてを焼いて献げる

 全焼のささげ物は、すべてを祭壇の上で焼いて主に献げるささげ物のことです。家畜の中から牛か羊を献げます。牛の場合は、傷のない雄を献げなければなりません。献げる者は主の前で屠ります。そして、祭司がその血を携えて行って、会見の天幕の入り口にある祭壇の側面に振りかけます。祭司はささげ物すべてを祭壇の上で焼いて煙にして、主に献げます。羊ややぎの場合も同様に行います。経済的に貧しい人は鳩を献げても良いです。鳩も牛、羊、やぎと同じく主への芳ばしい香りとなります。どんなに貧しくても神様に献げることができます。

 全焼のささげ物は、自分自身を完全に主に献げることを象徴しています。すべてを焼いて献げることのように、自分自身を余すところなく、ことごとく献げなければなりません。主への献身と犠牲は人と比較されるものではありません。各々が自分の立場で、最善のものを献げれば良いのです。



適用:一部だけですか

一言:すべてを


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