聖書別日ごとの糧   >>   レビ記[2021]

2021年 12月 14日 (火)

レビ記24:1-23(2, 5, 6)
ともしびとパン

 主は、質の良い純粋なオリーブ油を使って、ともしびを絶えずともしておくように告げられました。天幕を入って左側には金の燭台が置いてあり、そのともしびは、天幕内の唯一の光源でした。ともしびは神様の臨在を象徴し、世の光であるイエス様を予表しています(ヨハネ8:12、9:5)。神さまは「イスラエルの子ら」に向かってオリーブ油を持ってくるように命じています(2)。祭司だけでなく、神の民一人ひとりが、ともしびに対する責任を負っているということです。

主は、輪形パン十二個を作ってきよい机の上に一列に六つずつ、二列にして置くように言われました。このきよい机は、天幕を入った右側に置いてありました。パンには純粋な乳香を添え、覚えの分のパンとし、主への食物のささげ物とするようにも言われました。パンは安息日ごとに新しいパンに変えられました。整えておいたパンはアロンとその子らのものとなり、彼らはこれを聖なる所(聖所)で食べました。きよい机の上に並べられたパンは、神様がイスラエルの十二部族に与える食物を象徴し、いのちのパンであるイエス様を表します(ヨハネ6:35)。天幕の中にあるともしびとパンは互いに向き合っており、ともしびがパンを照らしています。これは神様の光が彼の民をいつも照らしており、神様の民は、神様の臨在の光の中で暮しながら神様が供給してくださる食物を食べて生きる存在であることを教えてくれます。私たちが神様の臨在の光の中にとどまり、いのちの御言葉を豊かに食べることができるように祈ります。

イスラエルの女の息子と、あるイスラエル人が宿営の中で争いました。そのとき、イスラエルの女の息子が御名を汚し、ののしりました。主はののしった者に石を投げて殺すように言われたので、イスラエルの子らはそうしました。 私たちが主の名をみだりに口にしないように、常に気をつけるようにしましょう(出20:7)。



適用:今どこにとどまっていますか

一言:神様の臨在の光の中に


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