聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 08月 24日 (月)

民数記1:1-19
すべて軍務につくことのできる者たち

 神様はモーセに命じられました。「イスラエル人の全会衆を、氏族ごとに父祖の家ごとに調べ、すべての男子の名をひとりひとり数えて人口調査をせよ。あなたとアロンはイスラエルにおいて、二十歳以上の者で、すべて軍務につくことのできる者たちを、その軍団ごとに数えなければならない。」モーセとイスラエルはカナンの地の前にいます。彼らはまず軍務につくことのできる者たちを数えなければなりませんでした。その理由は何でしょうか。
 第一に、神様の祝福は自然にもたらされるものではないからです。カナンの地は神様の約束の地であり、乳と蜜が流れる祝福の地です。イスラエルはその地を仰ぎ見て出エジプトをし、その地に対する望みのために荒野生活の苦難を耐え忍ぶことができました。ところがその地は自然に与えられるものではありません。彼らが安逸にじっと座っていては、その地を得ることはできません。約束の地を得ようとする者は安逸を悔い改めなければなりません。
 第二に、神様の戦いをしなければなりません。カナンの地はすでに異邦の民がいました。イスラエルは彼らと戦わなければなりません。何よりその地の偶像文化、罪の世俗的な価値観と戦わなければなりません。その地に神様の栄光を現し、霊的な秩序を立てなければなりません。これは神様の戦いです。神様の戦いをする者が必要なのです。
 今私たちの中に神様の戦いができる人がどれだけいるでしょうか。このような人々を多く育てなければなりません。そのために祈らなければなりません。

祈り:主よ!淫乱で罪深い時代に神様の戦いをする勇士たちを多く立ててください。

一言:軍務につくことのできる人


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