聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 08月 25日 (火)

民数記5:1-31
罪過のために総額を弁償する

Ⅰ.自分の犯した罪を告白しなければならない(1-10)
 人が他の人に罪を犯したならどのようにしなければなりませんか。その罪過の総額を弁償しなければなりません。誰でも他の人に悪いことをしたり、罪を犯せば、その罪過のために総額を弁償しなければなりません。そして罪過のために総額を弁償しますが、それにその五分の一を加えて、当の被害者に支払わなければなりません。自分の悪事が暴かれなかったからと言って、他人が知らないと言ってそのまま通り過ぎてはいけません。私が犯した罪に対しては、必ずその罪過を払わなければなりません。被害者が被った金銭的、精神的な被害に対して保証しなければなりません。神様は罪をそのまま放って置かれる方ではありません。
Ⅱ.汚れた女はのろいを受けなければならない(11-31)
 もし人の妻が道をはずして夫に対して不信の罪を犯せば呪いを受けます。ところがそのことが公にならなかった場合、どのように処理しなければならないのでしょうか。その夫が疑いが生じ、その妻を疑うならば、妻の不貞について確認しなければなりません。これは祭司が咎を思い出す覚えの穀物のささげ物で確認しなければなりません(15,27)。もしその女が罪を犯したなら、ももがやせ衰え、腹がふくらみ、民のうちにあって呪われた者になるのです。ルツはモアブの女でしたが、その心は変わりませんでした(ルツ1:16,17)。神様はルツのように忠実な女を喜ばれます。反面情欲の罪を犯した女を呪われます。神様はどんな形であっても罪を罰せられます。

祈り:主よ!表に現れない罪であっても必ず払わなければならないことを学びました。神様は正しい方です。

一言:罪過を弁償する


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