聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 08月 28日 (金)

民数記8:5-26
レビ人をきよめよ

Ⅰ.レビ人の使命(5-15)
 神様はイスラエルの部族の中で、特別にレビ人を区別してきよめよ、と言われました。レビ人はヤコブの三番目の息子レビの子孫です。神様はレビ人に特別な御旨を置かれ、特別な使命をお与えになりました。この御業は私たちにとってどんな意味があるのでしょうか。
 レビ人を主の御前にささげますが、それは彼らが主に奉仕するようにするためでした。レビ人は神様に属しました。彼らは会見の天幕、すなわち神様の天幕に入って行って奉仕します。レビ人は自分のことを行なわず、世の中のことに心を使いません。全面的に神様のことだけをします。彼らは祝福を受けました。彼らはイスラエルの中で、最も霊的でなければならず、最も純粋でなければなりません。また神様をよく知らなければなりません。いつも目を覚まし、いつも聖別されなければなりません。
Ⅱ.レビ人たちの位置(16-26)
 レビ人はイスラエル人の中で、最初に生まれた全ての初子の代わりに選ばれました。歴史的に見ると、イスラエル人の最初に生まれた全ての初子はみな神様のものです(17)。彼らはみな神様のことだけをしなければなりません。イスラエル人の最初の生まれた全ての初子を神様にささげなければなりません。ところが神様はレビ人たちをその代わりとされました。
 レビ人たちは会見の天幕でイスラエル人のために贖いをします。そうすることでイスラエル人が聖所に近づいても、わざわいは及ぶことがありません。レビ人たちによって、民たちは自分のことをするようになり、わざわいも受けないのです。

祈り:主よ!主が神様のことだけを行なうレビ人を、今日も多く立ててください。彼らが使命を担うように助けてください。

一言:レビ人をきよめよ


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