聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 09月 15日 (火)

民数記20:1-13
岩に命じれば、岩は水を出す

Ⅰ.つぶやくイスラエル(1-5)
 イスラエル人がツィンの荒野に着き、水がないと、モーセとアロンに逆らい、争いはじめました。彼らは「ああ、私たちの兄弟たちが主の前で死んだとき、私たちも死んでいたのなら。なぜ、あなたがたは主の集会をこの荒野に引き入れて、私たちと、私たちの家畜をここで死なせようとするのか。」とつぶやきました。彼らは現実の問題にぶつかると、今まで導かれた神様の恵みを完全に忘れてしまい、指導者モーセに逆らい、神様につぶやきました。
 私たちも反逆した民のように、今ぶつかっている小さな逆境の前で、以前の全ての恵みを忘れ、神様につぶやいてはいないでしょうか。これは神様を最も悲しませる罪なのです。
Ⅱ.岩を二度打ったモーセ(6-13)
 モーセは民がつぶやいた時、彼らから去って神様の前に出て行ってひれ伏しました。その時神様はモーセに言われました。「岩に命じれば、岩は水を出す。」ところがモーセは反逆した民によって、ひどく心が傷つき、いらだって杖で岩を二度打ちました。彼は怒りのあまり、神様の御言葉に聞き従わず血気立たせました。それで神様の聖なるものを破損させました。神様は、このようなモーセの不信仰と神様の聖なるものを現さなかった積みを見逃さずに、約束の地に入れないようにされました。モーセは忍耐しなければならない時に血気立たせたことで、約束の地に入ることができなくなりました。神様の御声に従って忍耐しなければなりません。

祈り:主よ!私がどんな場合にも神様の御声に従い、神様の聖なるものを現す者になるように助けてください。

一言:岩に命じれば、岩は水を出す。


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