聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 09月 19日 (土)

民数記23:1-20
バラムの口にことばを置かれた神様

Ⅰ.バラムの最初の預言(1-12)
 バラクはイスラエルを神の呪いで滅ぼすために、バラムを裸の丘に導きました。バラクはここでバラムに、イスラエルを呪うことを頼みました。しかしバラムは神様が彼の口に置かれた言葉の通りに歌を作り、イスラエルを祝福しました。これに腹を立てたバラクに対して、バラムは何と言いましたか。「主が私の口に置かれること、それを私は忠実に語らなければなりません。」(12)
 神様は、心が貪欲で満ちた人を掴む、その口に言葉を置かれ、ご自分の道具として用いられました。神様に捕まった者は、これ以上自分のいのちのために生きようとはしません(10)。これ以上時代の流れに流されたり、個人の欲望に捕われたりしません。ただ神様の御旨と栄光を現す生活をするようになるのです。
Ⅱ.バラムの二番目の預言(13-20)
 バラムがイスラエルを祝福すると、バラクは怒ってもう一度呪うように言いました。ところが今度も神様はバラムの口にイスラエルを祝福する言葉を置かれました。「神は人間ではなく、偽りを言うことがない。人の子ではなく、悔いることがない。神は言われたことを、なさらないだろうか。約束されたことを成し遂げられないだろうか。」(19)神様はイスラエルを国々の中から区別し祝福すると約束された通りに、イスラエルのどんなあやまちも見ずに、祝福されることを預言しました。神様は真実な方であり、偽りを言うことがなく、約束されたことを必ず成し遂げられる方なのです。

祈り:主よ!些細な貪欲に満ちた私の人生を捕らえ、神様の栄光を現す道具として用いてください。

一言:主が私の口に置かれた御言葉


<<(1)    前のページ(16)    17    次のページ(18)    (22)>>

聖書別日ごとの糧