聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 09月 20日 (日)

民数記24:1-25
バラム預言者の歌

Ⅰ.あなたを祝福する者は祝福され(1-9)
 神様はイスラエルを呪おうとしたバラムの口に祝福の御言葉を置かれました。するとバラムが聖霊に満たされてイスラエルを祝福し始めました。「なんと美しいことよ。ヤコブよ、あなたの天幕は。イスラエルよ、あなたの住まいは。それは、延び広がる谷間のように、川辺の園のように、主が植えたアロエのように、水辺の杉の木のように。」(5,6)バラムは、イスラエルが祝福のみなもととして、彼を祝福する者は祝福され、彼を呪う者は呪われることを悟りました。神様の霊が彼に臨まれた時、彼は霊的な目を開け、全能者の幻を見て、霊的な世界の秘密を悟るようになりました。
Ⅱ.ヤコブから一つの星が上り(10-25)
 バラムが続けてイスラエルを祝福すると、バラクは手を打ち鳴らし怒りを燃やしました。しかしバラムは、「銀や金の満ちた彼の家をくれても、主のことばにそむくことはできない」と言い、最後まで心の中心を守りました。
 このようなバラムの心に新しい星が上りました。彼は将来ヤコブを通して来られるメシヤのビジョンを見ました。「ヤコブから一つの星が上り、イスラエルから一本の杖が起こり」バラムは、将来メシヤがイスラエルから起こり、国々を治めることを預言しました。彼が主権者として世を治める時、強大国は滅亡するようになり、堅固な住みかを誇っていた者も衰えるようになるのです。世の中はみなメシヤに治められるようになるのです。

祈り:主よ!私のふさがれた目を開いてくださり、神様の幻を見させ、霊的な世界の秘密を見ることができるようにしてください。

一言:全能者の幻を見る者


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