聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 09月 21日 (月)

民数記25:1-18
神様のためにねたんだピネハス

Ⅰ.みだらなことをし始めたイスラエル(1-5)
 イスラエルがシティム(ヨルダン川東方11Km地点)にとどまっていた時、モアブの娘たちとみだらなことをし始めました(1)。彼らはここでカナン征服の準備をしなければなりませんでした。しかし彼らのうち多くの人が使命を忘れ、情欲に陥り、外国の娘たちとみだらなことをし、彼らの神々を拝みました。彼らは情欲を餌に偶像崇拝の罪を犯させたバラムのたくらみに陥りました(31:16,黙2:14)。情欲は偶像崇拝の罪を生み、またパン種のようにふくらみ、神様の教会を無力なものにする力があります。神様は、みだらな彼らを公開的にさらし者にし、また殺せと命じられたことで、恐ろしくさばかれました(4,5)。みだらなことは神様の怒りをもたらします。
Ⅱ.神様のねたみでねたんだピネハス(6-18)
 神様は、罪を犯したイスラエルを疫病で打たれました。民たちは天幕の入口で泣いていました。ところがこのような時に一人の族長が外国の娘を連れて現れました。これを見て怒った祭司ピネハスは槍を持って後を追って、二人を殺しました。すると疫病がやみました。ピネハスの神様に向けられた愛と情熱が神様を満足させ、多くのいのちを生かすようになりました。神様に向けられたねたむ愛が民たちを属する大きな使命の御業を起こしました(13)。神様はこのような彼を喜ばれ、彼とその子孫に永遠の祭司の職分をくださいました。

祈り:主よ!みだらなことが神様の教会にも恐ろしく広がっています。私に霊的な怒りをくださり、これと戦うことができるようにしてください。

一言:神様のためのねたみ


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