聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2009]

2009年 10月 03日 (土)

民数記8:1-10
荒野訓練を覚えていなければならない

Ⅰ.あなたを苦しめ(1-3)
 イスラエルは去る四十年の間荒野を巡り歩きましたが、その直接的な原因は彼らの先祖たちが約束の地の前で信仰によって行なわず、人を恐れたからです。しかし神様は四十年の間民を訓練した霊的な御旨がありました。神様は四十年間の荒野生活を通して、民たちを苦しめ、飢えさせました。荒野生活は辛い生活でした。しかしその生活を通して、民たちは自分たちの罪と弱さと限界を悟るようになり、荒野で神様の助けによって食べて飲んで、着ることができたことで、神様なしには生きることができないことを知るようになりました。
 また人はパンだけで生きるのではなく、神様の口から出る全ての御言葉で生きることを知るようになりました(3)。そのような点で、荒野の苦労は神様の大きい霊的な祝福でした。私たちは低くなって苦労をする時、神様の霊的な祝福を悟り、感謝することができるのです。
Ⅱ.主を恐れなさい(4-10)
 この訓練が意図することは何でしょうか。「あなたは、人がその子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを、知らなければならない。
あなたの神、主の命令を守って、その道に歩み、主を恐れなさい。」(5,6)
神様は訓練を通して、神様の霊的な愛を悟らせてくださいます。その時、私たちは神様を恐れ、さらに愛するようになります。これが神様の訓練の根本的な意図なのです。

祈り:主よ!傲慢だった私たちが神様の訓練として謙遜に担うことで、霊的に成熟してきたことを感謝します。訓練をよく受けます。

一言:私たちを苦しめる神様の訓練


<<(1)    前のページ(21)    (22)>>

聖書別日ごとの糧