聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2014]

2014年 05月 21日 (水)

民数記5:1-31
不信の罪のおしえ

1.汚れた者は宿営から追い出せ(1-10)
 神様はモーセに告げて仰せられました。「ツァラアトの者、漏出を病む者、死体によって身を汚している者をすべて宿営から追い出せ。」それは、聖なる神様がおられる宿営が、彼らによって汚されることのないようにするためでした(3)。神様はまた、ある人が他の人に財産上の被害を与えた場合、加害者が自分の罪を告白し、被害者に損害額の五分の一を加えて保証するように、仰せられました(7)。神様は貪りを嫌われますが、個人の所有は尊重される方です。
2.ねたみのささげもの(11-31)
 「自分の妻が姦淫の罪を犯した」と言って疑い、はっきりとした証拠がない時、神様は、不信の罪のおしえを行なうように、仰せられました。妻にその疑いがあるなら、夫は妻を祭司のところに連れて行き、大麦の粉十分の一エパ(2-3リットル)をささげ物とします。すると、祭司はきよい水を土の器に取り、床にあるちりを取ってその水に入れ、のろいの文字をその水で洗った後、女にその水を飲ませなければなりません(24)。もし女が道ならぬことを行なっていたなら、その腹はふくれ、そのももはやせ衰えますが、もしそうでないなら、何も起こりません(28)。神様が不信のおしえを行なうように仰せられる理由は、女だけを疑っているからではありません。このような教えを行なうことで、人々に姦淫の罪に対して警戒心を持たせ、また、夫から不必要なねたみを持つ女を保護するためでした。

祈り:主よ!神様は不信をひどく憎悪される方です。私が、この神様の御前で、きよい生活ができるように、助けてください。

一言:神様の御前で、きよく生きる


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