聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2014]

2014年 06月 15日 (日)

民数記23:1-20
バラムの口に御言葉をくださった神様

1.バラムの最初の預言(1-12)
 バラクはイスラエルを神の呪いで滅ぼすために、バラムを裸の丘に導きました。そして、そこでバラムに、イスラエルを呪うようにと、頼みました。しかし、バラムは、神様が彼の口に置かれる御言葉で歌を作り、イスラエルを祝福しました。また、怒るバラクに、次のように言いました。「主が私の口に置かれること、それを私は忠実に語らなければなりません。」(12)。
 神様は、心に貪欲で満ちていた人を捕らえ、その人の口に御言葉を与えることで、ご自分の道具として用いられました。神様に捕らえられた人は、これ以上、自分の命のためには、生きません(10)。これ以上、時代の流れに流されたり、個人的な欲望に捕らわれたりしません。ただ、神様の御旨と栄光を現わす生活をするように、なります。
2.バラムの二番目の預言(13-20)
 バラムがイスラエルを祝福すると、バラクは怒り、もう一度、呪うようにと頼みました。しかし、今度も、神様はバラムの口に、イスラエルを祝福する御言葉をくださいました。「神は人間ではなく、偽りを言うことがない。人の子ではなく、悔いることがない。神は言われたことを、なさらないだろうか。」(19)。神様は、国々の中からイスラエルを選び分けられ、祝福されると、約束された通りに、イスラエルのどの咎も見ずに、祝福されると、言われました。神様は真実な方なので、一度、約束された御言葉は必ず成し遂げられる方です。

祈り:主よ!自分の貪欲で満ちあふれた私の人生を捕らえ、神様の栄光を現わす道具として用いてください。

一言:主は、私の口に御言葉を置かれる


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