聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2014]

2014年 06月 16日 (月)

民数記24:1-25
預言者バラムの歌

1.あなたを祝福する者は祝福され(1-9)
 神様は、イスラエルを呪おうとしていたバラムの口に、祝福の御言葉をくださいました。すると、バラムは御霊に満たされ、イスラエルを祝福し始めました。「なんと美しいことよ。ヤコブよ、あなたの天幕は。イスラエルよ、あなたの住まいは。それは、延び広がる谷間のように、川辺の園のように、主が植えたアロエのように、水辺の杉の木のように。」(5,6)。バラムは、イスラエルが祝福のみなもととして、彼を祝福する者が祝福され、彼を呪う者が呪われることを、悟りました。神様の霊が彼の上に臨まれた時、彼は霊的な目が開かれ、全能者の幻を見て、霊的な世界の秘密を悟るように、なりました。
2.ヤコブから一つの星が上り(10-25)
 バラムが続けてイスラエルを祝福すると、バラクは怒りを燃やし、手を打ち鳴らしました。しかし、バラムは、「銀や金の満ちた家をもらっても、神様の御言葉にそむくことはできない」と、最後まで中心を守りました。
 このようなバラムの心に、新しい星が上りました。彼は、将来ヤコブを通して来るメシヤに対するビジョンを見ました。「ヤコブから一つの星が上り、イスラエルから一本の杖が起こる。」バラムは将来、メシヤがイスラエルから出て、全ての国々を治めること、を預言しました。その方が主権者として、世を治める時、強大国は滅びるようになり、堅固な住みかを誇っていた者もみな、衰えるようになります。結局、この世はみな、メシヤに治められるようになります。

祈り:主よ!私の閉ざされた目を開かせ、神様の幻を見させ、霊的な世界の秘密を知らせてください。

一言:全能者の幻を見る者


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