聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2016]

2016年 04月 23日 (土)

民数記1:1-54
軍務につくことのできる者

Ⅰ.二十歳以上の男の数(1-46)
 イスラエル人がエジプトの国を出て二年目の第二月の一日に、神様はモーセに告げて仰せられました。「イスラエル人の中で、二十歳以上の者で、すべて軍務につくことのできる男子の数を数えなさい。」モーセは各部族ごとに長を立てて、数を数えて見た結果、登録された者の総数は、六十万三千五百五十人でした(46)。成人した男だけで六十万を超えているので、女と子どもを合わせると二百万を超えるようです。神様が、全ての人の数を数えずに、軍務につくことのできる者たちを数えなさいと仰せられた理由は何でしょうか。それは、これから敵と戦うためには、みなが一丸となって戦列を組む必要があるからです。実際に、2章では、この数に基づいて、陣を配置し、行進の隊形も組む姿が出てきます。私たちは、キリスト・イエスのりっぱな兵士として召されました(Ⅱテモ2:3)。サタンとの霊的な戦いで勝利するためには、準備された兵士にならなければなりません。名目上の兵士ではなく、実際に戦争に出て行き闘う信仰の勇士にならなければなりません。
Ⅱ.レビ人が登録されなかった理由(47-54)
 レビ人は数には入りませんでした。それは、彼らが神様の幕屋を管理し、器具を運搬するのに、用いるためでした(50)。彼らは、あかしの幕屋を管理する特別な使命を持っていることで、その周りに陣をはって、生活しなければなりませんでした(53)。神様の幕屋を聖別することは、どんな仕事よりも、大切なことです。

祈り:主よ!私がサタンとの霊的な戦いで勝利することを願います。私が、キリスト・イエスのりっぱな兵士になるように、助けてください。

一言:軍務につくことのできる人たち


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