聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2017]

2017年 01月 10日 (火)

民数記28:1-31 (2)
わたしへささげ物を、わたしに

  第二次人口調査と新指導者の選出後、主はもう一度、祭司の律法について命じられました。これは、これから行われるカナンの地での戦いに備えるためです。この戦いが、イスラエル軍の力や人の知略によるものではなく、主の御助けによってのみ、成し遂げられることを、改めて教えるためでした。主は、なだめのかおりの火によるささげ物を「わたしにささげなければならない」と命じられました。主はカナンの地に入る新しい世代が、主にささげるささげ物を徹底的にささげることで、何よりも先に、主に礼拝することを願われます。
  彼らは、毎日ささげ物を捧げるだけでなく、安息日ごとに、平日の二倍のささげ物を捧げなければなりません。また、一か月の間に犯した罪を悔い改め、与えられた恵みに感謝するために、月一回、主への全焼のいけにえを捧げなければなりません。更に、年に一回は、過越のいけにえを主に捧げなければなりません。過越のいけにえを捧げてから七日間は、種を入れないパンを食べなければなりません。その最初の日には、聖なる会合を開き、全焼のいけにえと穀物のささげ物を毎日ささげなければなりません。そして、罪のためのいけにえと常供の全焼のいけにえも毎日主へささげなければなりません。これは主の救いの御恵みを忘れることなく、いつも覚えるようにするためでした。過越のいけにえを捧げてから50日となる七週の祭りも守らなければなりません。この初穂の日には、新しい穀物のささげ物をささげ、聖なる会合を開かなければなりません。また、どんな労役の仕事もしてはならず、全焼のいけにえと穀物のささげ物と常供の全焼のいけにえをささげなければなりません。これは、今日の収穫感謝祭のようなもので、主が与えてくださった御恵みを積極的に感謝する祭りです。私たちは、いつも主にささげる礼拝を通して、与えられた御恵みを感謝し、主に栄光をささげなければなりません。そのとき、主が私たちの間に臨まれることを体験できます。そして、主とともに生きる人生となります。

適用:心を尽くして礼拝をささげていますか。

一言:礼拝こそ、いのちです


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