聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2017]

2017年 01月 11日 (水)

民数記 29: 1-40 (12)
繰り返されなければならない祭り

  
  28,29章は、イスラエルが神様に捧げるべき祭りを集中的に扱っています。特に29章は、7月に実施される、ラッパを吹き鳴らす会合と贖罪日と仮庵の祭りについて扱っています。毎年、毎月はもとより、毎日捧げる祭りまであります。7月15日から 8日間行われる仮庵の祭りは、より徹底的です。毎日祭りを祝うだけでなく、初日と最終日には何の仕事もせず、仮庵の祭りを守らなければなりません。
  捧げものの共通点は、動物で捧げる全焼のいけにえ、穀物で捧げる穀物のささげ物、そして罪のためのいけにえを繰り返して捧げるということです。この祭りは、神様の贖いの恵みに対する民たちの感謝と献身を象徴しています。
  このようにいけにえを繰り返して捧げるようにしたということは、私たちの生活の中で神様の恵みを忘れず、感謝しつつ、献身することをどれほど持続的に繰り返すべきかを示してくれます。そういった行事が退屈だと思う人は退屈かもしれませんが、それほど絶対的な意味を持っているのです。
  私たちの人生で、日々追い求めなければならないことが、神様との深くて完全な関係性だとすれば、こうした祭りに含まれる精神をよく生かすことが大切です。
  
  
  
  
  
  
  

適用: 毎日しなければならない仕事は何でしょうか。

一言: 毎日、神様の前へ


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