聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2022]

2022年 01月 05日 (水)

民数記 2:1-34(2)
会見の天幕の周りに、距離をおいて宿営せよ

 主はイスラエルの子らに、それぞれ自分たちの旗のもとに宿営するとき、会見の天幕の周りに、距離をおいて宿営しなければならないと命じられました。イッサカル、ゼブルン、ユダ部族は会見の天幕の東側に宿営します。ルベン、シメオン、ガド部族は南側に宿営します。エフライム、マナセ、ベニヤミン部族は西側に宿営します。ダン、アシェル、ナフタリ部族は北側に宿営します。そして、その中央には会見の天幕を囲む形でレビ人が宿営しました。会見の天幕は、聖なる神様とイスラエルが会見する場所です。主である神様が臨まれるところです。宿営するときには、すべての民の宿営の真ん中に、会見の天幕が位置していなければなりません。また、進んで行くときにも、会見の天幕が中央に位置しながら進んで行かなければなりません。このようにイスラエルの民たちは、主である神様を中心とした一つの共同体にならなければなりません。神様は、民たちの只中におられながらカナン征服を導くことを願われました。

 聖徒たちは、生きておられる主を中心とする、堅い信仰の共同体となるべきです。すべての聖徒の心が主に向かい、主のみことばを愛し、主を恐れ敬う心で、一つにならなければなりません。主を中心に置いて進んで行かなければなりません。教会が人間的な交わりを優先してしまうなら、教会としての存在意義が失なわれてしまいます。生きておられる主である神様を、私たちの中心に置き、信仰の共同体をしっかりと成して進むことができるように祈ります。



適用:誰を中心としていますか

一言:主である神様


<<(1)    前のページ(1)    2    次のページ(3)    (21)>>

聖書別日ごとの糧