聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2022]

2022年 01月 06日 (木)

民数記 3:1-20(9)
正式にアロンに付けられた者たち

 アロンにはナダブ、アビフ、エルアザル、イタマルの四人の息子たちがいました。彼らは油注がれて祭司職に任じられた祭司でした。しかし、ナダブとアビフは、主の前に異なる火を献げたことで、主の前で死にました。二人の祭司が死んでしまったことは、どのような姿勢で祭司職を担うべきかについての警告となります。神様は、私たちを聖霊によって聖なる者とし、祭司に任命してくださいました。私たちが神の福音の祭司として、祈りをもって、また聖霊の導きに従順になりながら、祭司の務めを果たすことが出来るように祈ります。

 主はレビ部族をアロンに付き添わせ、仕えさせました(9)。またイスラエルの民のために幕屋の奉仕をさせました。彼らは会見の天幕のすべての用具を守り、またイスラエルの子らに関わる任務に当たり、幕屋の奉仕をしなければなりませんでした。レビ人たちはアロンに付けられた者たちです。彼らはアロンに属している者たちとして、心尽くして主に仕える者とならなければなりません。私たちクリスチャンは、永遠の大祭司であるイエス・キリストに付けられた者たちです。また、主が祭司に付き添わせ、仕えさせた者と同様に、イエス・キリストのからだである教会に仕えるしもべです。この時代に、私たちを聖別してくださった神様の御恵みをいつも新たな気持ちで受け入れ、霊的なレビ人として、神の教会に仕える忠実なしもべとなりますように祈ります。



適用:自分の身分は何ですか

一言:大祭司であるイエス・キリストに付けられた者



2022年 01月 07日 (金)

民数記 3:21-51(45)
レビ人はわたしのものでなければならない

 ゲルション人諸氏族の七千五百人は幕屋のうしろ、西側に宿営することになっていました。彼らの任務は、幕屋すなわち天幕とその覆い、垂れ幕に関わる奉仕でした。ケハテ人諸氏族の八千六百人は幕屋の南側に沿って宿営し、聖所の任務に当たりました。彼らは契約の箱、机、燭台、祭壇、務めに用いる聖所の用具、垂れ幕とそれに関わるすべての奉仕に当たりました。メラリ人諸氏族の六千二百人は、幕屋の北側に沿って宿営します。彼らの任務は、幕屋の板、その横木、その柱と台座、そのすべての用具、それに関わるすべての奉仕、庭の周りの柱とその台座、その杭とそのひもについてでした。幕屋の正面すなわち会見の天幕の前方に当たる東側に宿営するのは、モーセとアロンとその子らで、聖所の任務に当たりました。この任務は特別なものなので、資格なしにこれに近づく者は殺されなければなりません。すべての登録されたレビ人たちの数は二万二千人です。一方で、モーセが主に命じられたとおりにイスラエルの長子を数えると、二万二千二百七十三人でした。主は、イスラエルのすべての長子の代わりにレビ人を聖別されました。レビ人の数より二百七十三人多い、イスラエルの子らの長子の贖いの代金として、一人当たり五シェケルを取り、アロンとその子らに渡しました。このようにして、イスラエルの全会衆が主に献げられました。

 主はイスラエルの子らのすべての長子の代わりにレビ人を取らせることで、祭司制度が継続できる仕組みをつくられました。祭司の職務をもっとも重要な任務として定められた神様は、アロンとその子らがその職務をしっかり担えるようにしてくださいました。私たちには多くの仕事がありますが、私たちにとってもっとも大切なことは、主である神様に仕える任務です。新約時代のレビ人である私たちは、主のものです。私たちがこの時代のレビ人として、主にしっかりと仕えることが出来るように祈ります。



適用:主に奉仕していますか

一言:私たちは主のもの


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