聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2022]

2022年 01月 13日 (木)

民数記 7:1-89(11)
献げものをした族長たち

神様は、十二部族の族長たちが出てきて部族を代表してささげ物を献げるように言われました。そのささげ物の内容は、130シェケルの銀の皿一枚、70シェケルの銀の鉢一つ、この二つにいっぱいに入れた油を混ぜた小麦粉、10シェケルの金のひしゃく一つ、全焼のささげ物として若い雄牛一頭、雄羊一匹、一歳の雄の子羊一匹、罪のきよめのささげ物として雄やぎ一匹、交わりのいけにえとして雄牛二頭、雄羊五匹、雄やぎ五匹、一歳の雄の子羊五匹でした。

なぜ神様はこのように決して少なくないささげ物を献げるようにと言われたでしょうか。それは、「これまで施してくださった神様の恵みに感謝します。そしてこれからも、神様の恵みによって生きていきます」という感謝と祈りの表れとなるからです。人は本性が自己中心的であるため、黙って放っておけば、すべてが自分の物だと勘違いするようになります。自分が頑張ったので、ここまで来られたのだと考えます。しかし、実際には、これまで過ごしてきたのはすべて主の恵みです。また、今後の人生も、神様が私を守ってくださらなければ、どうやって険しい荒野のような人生で生き残ることができるでしょうか。したがって、私たちはすべてのことに、神様に感謝すべきなのです。その感謝と祈りの表れとして、先ずささげ物を献げなさいということです。

神様は、私たちが受けた恵みを忘れないで感謝を献げるとき、喜ばれます。族長たちのように、私達が惜しみなく豊かな感謝の祭壇を築くとき、神様は喜ばれ、私たちを祝福し、救いの御業のために尊く用いてくださいます。



適用:感謝の祭壇を惜しみなく築いていますか

一言:祝福することを願われる神様


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