聖書別日ごとの糧   >>   民数記[2022]

2022年 01月 17日 (月)

民数記 10:1-36(33)
先頭に立って三日の道のりを進んだ契約の箱

モーセは、しゅうとレウエルの子ホバブに、神様がくださる地へ出発する時、「一緒に行きましょう。」と頼みました。しかし、ホバブは、「私の国に、私の親族のもとに帰ります。」と答えました。それでも、モーセはホバブに、荒野でイスラエルの目となって、どのように陣をはったら良いのかを教えて欲しいと頼みました(31)。そして、神様がイスラエルの民に与えて下さるどんな良きものも、彼に分けると言いました(32)。モーセは、神様の導きを信じ、自分も荒野生活に慣れていましたが、謙遜に専門家であるホバブの助けを求めました。

イスラエル人がシナイ山を離れて三日の道のりを進んだ時、主の契約の箱はその間、彼らの先頭に立って進み、彼らの休息の場所を捜しました。彼らが進む時、昼間は主の雲が彼らの上にあって、熱い日差しをさえぎりました(34)。契約の箱が出発する時、モーセは、「主よ。立ち上がってください。あなたの敵が散らされ、あなたを憎む者が、御前から逃げ去りますように。」と言いました。また、契約の箱がとどまる時、モーセは、「主よ、お帰りください。イスラエルの幾千幾万もの民のもとに。」と言いました(36)。モーセは、契約の箱によって、主が共におられることを感じていました。それで、神様が彼らの先頭に立って敵を散らされ、民と共にいてくださることを願い求めました。モーセのように、人生の荒野で神様の助けと導きに頼る時、安心して進んで行くことができます。



適用:人生の荒野で、誰に頼っていますか

一言:先頭に立って、導いてくださる神様


<<(1)    前のページ(9)    10    次のページ(11)    (21)>>

聖書別日ごとの糧