聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 10月 24日 (月)

申命記4:1-14
主の命令を守らなければならない


Ⅰ.神様の御言葉を絶対に守りなさい(1-8)

 イスラエルの民は今すぐに神様がくださった相続の地に入る直前にあります。彼らは新しい地に入って行ってすべきことがどれだけ多くあるのでしょうか。ところがモーセはまず二つのことをするように命じます。それが民が約束の地で祝福を受ける秘訣なのです。

 彼らは神様の御言葉、すなわち律法の御言葉に耳を傾けなければなりません。その次にはその御言葉をそのまま守らなければなりません(2)。神様の御言葉を、人に合うように合わせてはなりません。神様の御言葉を守ることが知恵なのです。異邦人たちが神様の御言葉を聞いて、その知恵に驚くのです(6)。知恵は人のいのちを豊かにし、悪い者に打ち勝たせます。知恵ある者は歴史を創造します。その全てのものが神様の御言葉の中にあるのです。

Ⅱ.あなたが自分の目で見たことを忘れず(9-14)

 神様が民たちに対して恐れることがあります。「あなたが自分の目で見たことを忘れず、一生の間、それらがあなたの心から離れることのないようにしなさい。」(9)民は神様の御言葉とその働きを忘れてはいけません。そしてその全てのことを子どもたちに教え、子どもたちが神様を恐れ敬うようにしなければなりません。私たちはどんなことであっても神様を忘れてはならず、恐れ敬い、御言葉を守らなければならないのです。


祈り:主よ!私たちが神様の御言葉を深く愛し、神様の働きを忘れず、子どもたちに教え、御言葉を守ります。

一言:神様の働きを忘れるな



2005年 10月 25日 (火)

申命記4:15-49
偶像を造る罪


Ⅰ.神様は霊です(15-24)

 人は目に見えないものより、見えるものをもっと信じます。それでイスラエルは神様に対しても、何かの形を造って仕えてしまいがちです。しかし神様はイスラエル人に、どんな形の彫像をも造らないようにしなさいと言われます。その理由は何でしょうか。

 神様がホレブの山の火の中でイスラエルに現れました。ところがその時イスラエルは何の姿も見ることができませんでした。神様は霊ですから、何の形もありません(ヨハ4:24)。また神様は全能者であり、在らざる所がない方なのでどんなものからも制限される方ではありません。もし神様に対して何か形を造ってしまうなら、神様を制限することになります。神様を誤って認識するようになります。それで私たちは神様に対して、どんな形であっても造ってはなりません。形を通してではなく、御言葉を通して神様を知らなければなりません。

Ⅱ.あわれみ深い神様(25-49)

 もしイスラエルが約束の地で偶像を造り、神様の御名をむやみに呼ぶなら、神様は彼らをさばかれます。神様が彼らを国々の民の中に散らされるのです。しかし苦難の地で民が心を合わせて神様を慕い求めるなら、神様は会ってくださいます。神様はあわれみ深い神様なので、民が罪を犯し苦労しますが、彼らをお見捨てはなりません。神様は彼らをお忘れにはなりません。神様は赦すあわれみ深い神様です。


祈り:主よ!神様は霊であり、あわれみ深い方です。私たちがどんな形にも造らず、ただ御言葉を通して神様を知ります。

一言:霊である神様


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