聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 10月 27日 (木)

申命記6:1-25
祝福の地での最初の使命


Ⅰ.あなたの神、主を愛しなさい(1-13)

 イスラエルの民は四十年間の荒野生活を終え、今乳と蜜が流れる祝福の地に入って行って、その地の全ての祝福を受けるようになりました。神様は彼らに祝福の地で行なわなければならない最も大切なことが何であるのかを教えてくださいました。祝福を続けて受ける秘訣は何でしょうか。イスラエルの民は祝福の地に入って行って祝福を受け、神様を忘れてしまいがちです。実際に人々を見れば、辛い時は切に神様を探し愛していても、問題が解決され祝福を得るようになれば心が変わり、神様を簡単に忘れてしまいます。

 それで神様はイスラエルに切に願われます。「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。」祝福の時に、彼らはそのすべての物をくださった神様を忘れてはいけません(11,12)。神様を恐れ敬わなければなりません。

Ⅱ.御言葉を子どもたちによく教えなさい(14-25)

 祝福の時に、イスラエルは神様の御言葉を心に刻み、子どもたちによく教えなければなりません(6,7)。子孫に神様の御業を教えなければなりません(21-23)。神様の御業を教える時、子孫が神様を知り、どのように生きなければならないのかを知るようになります。子孫も神様の御言葉を聞き、その御言葉に従って生きなければなりません。神様の御言葉が彼らの人生の絶対的な基準になり、しるしにならなければなりません。子孫のための最も良い遺産は神様の御言葉です。


祈り:主よ!人は罪深いので、祝福の時神様を忘れてしまいがちです。私たちが祝福をくださった神様を忘れません。

一言:祝福の時に神様を愛しなさい


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