聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 10月 30日 (日)

申命記8:11-20
豊かになった時に神様を恐れ敬え


Ⅰ.豊かになった時の霊的な危機

 イスラエルは何もない荒野では謙遜に神様に頼って生きましたが、神様の恵みによって何の不足もありませんでした。その時、彼らは神様に頼る他は何の方法もありませんでした。しかし祝福の地では頼る物が多くなり、目を覚ましていなければなりません。

 神様はイスラエルが約束の地、祝福の地で彼らの所有物がみな増し加わった時、そのすべてのものをくださった神様を忘れてしまわないか、最も警戒されました(14)。神様は彼らをエジプトから救ってくださり、荒野で瞳のように守ってくださった神様です(15,16)。ところがイスラエルは神様を忘れることもあります。イスラエルは、「私の手の力が、この富を築き上げたのだ。」と話す危険がありました(17)。そして人は実際にはそのようにします。神様は人をよく知っておられたので警戒されるのです。

Ⅱ.神様を忘れてしまった時の危険(18-20)

 もしイスラエルが救いと祝福の神様を忘れてしまい、自分たちを信じたり、或いは偶像に仕えるなら、彼らはどのようになるのでしょうか。「あなたがたは必ず滅びる。主があなたがたの前で滅ぼされる国々のように、あなたがたも滅びる。あなたがたがあなたがたの神、主の御声に聞き従わないからである。(19,20)。これは神様の約束です。そして神様は必ず約束を守られます。それで私たちは祝福の時、豊かになった時に、その全てのものの源である神様を力強く愛し、恐れ敬わなければなりません。


祈り:祈り!今日この国の民が祝福の神様を忘れずに、さらに力強く神様を愛し、恐れ敬うように助けてください。

一言:豊かになった時に神様を恐れ敬え


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