聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2005]

2005年 11月 05日 (土)

申命記13:1-18
あなたがたのうちからこの悪を除き去りなさい


Ⅰ.にせ預言者を殺しなさい(1-5)

 神様は、イスラエルがカナンの地に入って行けば、偶像崇拝の罪に陥らないか、心配し警戒されました。イスラエルのうちに、ある預言者や夢見る者が現われ、神様以外の神々に仕えるように誘惑するなら、たとえその預言が成就し、しるしと不思議が実現したとしても、にせ預言者であることを知り、彼らの言葉に従ってはいけません。神様は彼らを通して、果たしてイスラエルが心を尽くし、精神を尽くして、神様を愛しているのかを試みるからです。イスラエルは、ただ神様だけを恐れ敬い、その命令を守り、その御声を聞かなければなりません。そしてそのにせ預言者や夢見る者を殺すことで、民の中にある悪の要素を取り除くように、言われます。

 兄弟や姉妹や妻や親しい友だちであっても、神様から離れ他の神々に仕えるようにと誘惑する者には、同情したり、かばうことなく、殺すように言われます。私たちは全ての人を抱いて愛さなければなりません。しかし神様から離れさせる者は断固対処しなければなりません。

Ⅱ.偶像崇拝者の町を滅ぼせ(12-18)

 よこしまな誘惑者のたくらみに陥って、ある町全体が偶像崇拝の罪を犯すようになった場合、その町と住民はもちろん、家畜と財産まで残らず、みな聖絶しなさいと命じられます。神様はこれを通して、ご自分の民が神様を裏切り、他の偶像に仕えることが、どれだけ重く大きな罪であるのかを教えてくださいます。


祈り:主よ!私が偶像崇拝に陥らないように守ってください。

一言:あなたがたのうちからこの悪を取り除きなさい


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